そらまめブログ

名古屋市内の一級建築士事務所ブログです

岐阜 光の操作

岐阜の物件です。

大工工事が少しずつ進む。

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写真は玄関に入った正面にある階段ホール。

お客様が建て替え前の玄関ホールは暗さを感じていたので、

光が感じられる玄関ホールにしてほしい。という要望も頂いていた。

 

南入りの玄関なのでいろいろな提案ができたと思う中、

二階の階段ホールとの光の操作を意識した設計に。

 

現場の音に包まれながらも、

ふと、そんな意図で計画した開口の存在を思い出した。

 

階段を上った先にある壁に光が当たるように配慮して、

光がホールに廻り、一階まで落ちてくるようなイメージで…。

 

夕刻、時間にしてほんの数分だけだけど、

オレンジ色に二階のホールが包まれる。建築って面白いな。

 

春日井 引き渡し

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晴れてよかった。

外構造園工事を無事に終え、自然の命も吹き込まれた。

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各工事店、工務店さんからの重要事項説明を終え、

お引渡しができました。

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造園の親方からお気持ちで添えていただいた、

何種類かの白い花たちがきれいに咲き、

引き渡しも盛り上げてくれた。

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ご夫婦ともに生まれてからマンション暮らしで過ごされてきたお二人が、

戸建て住宅にこれから住まうことに不安をたびたびのぞかせていらっしゃいましたが、

引き渡しの今日、それが吹き飛んで笑顔と喜びを頂けました。

 

お客様と愛情を注いだお家。

引き渡し後も、長くお付き合いをしていきたい。

岐阜 仕上げの検討

玄関土間を洗い出しという仕上げで計画している。

土間で仕上げる外形が定まってきたので、

左官屋さんに素材サンプルを頼んだ。

 

洗い出しという仕上げは、現場でセメントと小石を現場で混ぜ合わせ、

土間部分に左官していくもの。

 

タイルと異なり目地が入らず、

大きな面積も一体で仕上げられるので、

落ち着きのある土間を表現できるので好きな素材。

 

小石は工事の地域、産地によっても用意できるものが異なるため、

地域性が出るのもいいと思う。

選ぶのに迷い、時間がかかるかと思い早めに取り寄せましたが、

お客様は即決で、助かった。

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大工さんが二人体制で工事が着々と進む。

室内の建具枠も組みあがってきてる。

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春日井 造園工事

完成まであと少し。

建築工程の中で一番好きな工程かもしれません。

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門廻りや庭に植栽を植えていく工事。

生きている命がしっかりと根付くように配置されていき、

自然の力が建物に注がれ、わくわくする工程。

 

何度もお世話になっている造園家の方に今回も協力を仰ぎ、

こだわりの樹形をした木々を据えていただいた。

駐車場へ持ち出すモミジの枝ぶり、

ダイナミックさが建物を生き生きと見せてくれる。

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緑が持つ力いっぱいの生命力は気持ちがいいな。

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岐阜 鉄骨階段の塗装

大工さんの木工事が進む中、

以前建て方時にレッカーで据えた鉄骨階段の塗装を、同時並行進める。

理想を言えば大工工事が落ち着いてから、

埃がたたない中で塗装をしたい。

ただ工期もあるので、塗装する空間から逃げていただき、

各居室へ退避して作業を進めた。

 

塗装がある程度進むと、窓を開けて通風をとっていても、

だんだんといい香りが充満し始め・・・。

 

塗装やさんは毎日嗅いでいるから、

匂いに鈍感になってしまうらしい。

 

仕上げの色が現場に加わり、

イメージしている完成の様子が見えてきた。

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春日井 階段手摺2

外構先日、書きました階段手摺。

施工過程の写真を紹介。

 

大きさから全体を一体で作ってくるのは物理的に不可能なので、

分割して現場溶接が必要となる。

 

現場で溶接しながら固定。

何度も微調整を掛けながら。

溶接が終わったばかりだと、見た目があまりよくないのですが、

サンダーで削って、磨きをかけて滑らかに。

最終的に塗装をかけて仕上げた。

 

鉄、面白い。

 

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