建築家 伊礼智先生
今日は建築総合展へ。
新しいものにも疎くならないように。
CADシステムの展示コーナーでは、打ち合わせにVRの世界を取り入れられていると言う話も耳にして来た。
いつかはそう言うものも取り入れていかないといけないのかな。
今後の目標の1つかも、
なんて思いながら会場内を徘徊してきた。
今日の一番の目的は、著名建築家「伊礼智(いれいさとし)」先生のトークショー。
優しいきれいな空間を設計される建築家で、
好きな建築家の一人。
以前拝見した先生の書籍の内容も交えながらのお話で、
大変わかりやすい内容だった。
かすれ始めていた記憶にある知識がよみがえる機会にもなった。
90分という時間が一瞬でした。
今一度、本を読み返してみよう。
俵屋旅館行ってみたいな。
岐阜 光の操作
岐阜の物件です。
大工工事が少しずつ進む。
写真は玄関に入った正面にある階段ホール。
お客様が建て替え前の玄関ホールは暗さを感じていたので、
光が感じられる玄関ホールにしてほしい。という要望も頂いていた。
南入りの玄関なのでいろいろな提案ができたと思う中、
二階の階段ホールとの光の操作を意識した設計に。
現場の音に包まれながらも、
ふと、そんな意図で計画した開口の存在を思い出した。
階段を上った先にある壁に光が当たるように配慮して、
光がホールに廻り、一階まで落ちてくるようなイメージで…。
夕刻、時間にしてほんの数分だけだけど、
オレンジ色に二階のホールが包まれる。建築って面白いな。
岐阜 軒先 樋の準備
樋を取り付けるのに、屋根の軒先にブラケットを用意、
屋根勾配が3.0寸なので、角度が調整できる商品を取付。
青空に映える。隠れるけど・・・。
玄関では木製の引き戸を予定しているから、
レールを取付。
少しずつ進んでく。
春日井 造園工事
完成まであと少し。
建築工程の中で一番好きな工程かもしれません。
門廻りや庭に植栽を植えていく工事。
生きている命がしっかりと根付くように配置されていき、
自然の力が建物に注がれ、わくわくする工程。
何度もお世話になっている造園家の方に今回も協力を仰ぎ、
こだわりの樹形をした木々を据えていただいた。
駐車場へ持ち出すモミジの枝ぶり、
ダイナミックさが建物を生き生きと見せてくれる。
緑が持つ力いっぱいの生命力は気持ちがいいな。
岐阜 鉄骨階段の塗装
大工さんの木工事が進む中、
以前建て方時にレッカーで据えた鉄骨階段の塗装を、同時並行進める。
理想を言えば大工工事が落ち着いてから、
埃がたたない中で塗装をしたい。
ただ工期もあるので、塗装する空間から逃げていただき、
各居室へ退避して作業を進めた。
塗装がある程度進むと、窓を開けて通風をとっていても、
だんだんといい香りが充満し始め・・・。
塗装やさんは毎日嗅いでいるから、
匂いに鈍感になってしまうらしい。
仕上げの色が現場に加わり、
イメージしている完成の様子が見えてきた。